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多度町小山土地区画整理組合 理事長 加藤正人 あいさつ

 平素は、多度町小山土地区画整理事業に格別なご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 

 本事業は、三重県桑名市多度町の中心部に隣接する約67ヘクタールの区域において、公共施設の整備改善を図り、計画的な街づくりを推進し、自然と調和のとれた住宅地(東工区)及び交通利便性を生かした工業用地(西工区)の供給を図ろうと進めているものです。

 2000年6月に組合が設立し、地区全域を住居系の土地利用で整備する計画で進め、2006年度末に東工区の工事がほぼ完了いたしました。しかしながら、その後の住宅事情の減衰等により、西工区の工事は着手されず事業は一時中断していました。

 一時は西工区の工事は断念し、東工区のみで事業を終了させることも検討されましたが、2020年度になり、西工区の土地利用を住居系から工業系に転換することで事業再開の目処が立ち、2022年2月末には、桑名市による都市計画変更で用途地域も住居系から工業系に変更されました。現在は、2027年3月の組合解散に向け、鋭意事業を進めているところです。

 

 先に工事が完成した東工区については、2007年1月より新たに住宅地としての土地利用が始まり、街づくりは概ね終了している状況であり、2024年春頃に換地処分公告をし、東工区の事業としては完了する予定です。また、工業系に転換した西工区については、2021年から工事を再開し、2024年4月に工事が完成する予定であり、地区内に進出する企業を募集しているところです。住宅地が近接している関係上、公害を出す恐れの少ない、環境に十分配慮した企業に進出していただくよう、様々な方面から誘致を進め、県や市の協力もいただきながら広くPRしていきたいと考えております。

 

 今後も、皆さま並びに関係機関等のご理解とご協力をいただきながら、安心・安全に工事を進め、1日でも早い事業完了に向け努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。

多度町小山土地区画整理組合 理事長 加藤正人

桑名市長 伊藤 徳宇 ごあいさつ

桑名市長の伊藤徳宇です。

 

多度町小山土地区画整理組合関係者の皆様におかれましては、活力ある地域づくりにご尽力をいただいておりますことに、深く敬意を表します。

 

 ホームページをご覧の方々に、土地区画整理事業が進むこの桑名市多度地区を少しご紹介させていただきます。事業地に近接する多度山のふもとには、伊勢国内でもっとも神階の高い神社である多度大社が鎮座します。

 5月には、武者姿の少年騎手が約2メートルの絶壁を人馬一体となって駆け上がる勇壮な上げ馬神事、8月には夕闇に映える幾千灯もの提灯が幻想的なちょうちん祭り、そして11月の新嘗祭の時期には、古式にのっとり疾走する馬上から的に鏑矢を射る多度流鏑馬祭が開催されます。

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 それぞれの祭りに、全国から多くの人々が集まり、「お伊勢参らば お多度もかけよ お多度かけねば 片参り」とうたわれた、多度大社の歴史と文化を堪能していただけると思います。

 

 自然を満喫できるロケーションも自慢の一つです。夏季に、ふもとを流れる多度川の上流をせき止めて造る「多度峡天然プール」は、消毒剤を一切使わず、川の流れだけで清潔に保たれています。水温は20℃~23℃程で保たれ、爽快感は格別で、周囲を緑に囲まれながら多くの人々でにぎわいます。

 

 事業用地をお探しの企業の皆さんにとっても、大きなビジネスチャンスを感じていただける地域であると、自信を持ってお勧めします。

 

本市は、名古屋市から25㎞圏内に位置しており、20㎞圏内人口は300万人を超えています。充実したマーケットは取引先や売上拡大の期待が大きく、人口減少下であっても雇用人材確保の可能性にあふれています。

 

併せて、名古屋駅と桑名駅は20分の距離、高速道路のインターチェンジは市内5カ所、特定重要港湾の名古屋港と四日市港へのアクセスも良好であり、交通面でも非常に恵まれた立地となっています。

 

「住む」「遊ぶ」「働く」「子育て」など、人生のどのタイミングにおいても、桑名市は皆さんの期待にお応えできる環境が整っておりますので、ぜひ足をお運びください。

 

終わりになりますが、多度小山土地区画整理組合事業が順調に進捗することを期待いたしますとともに、加藤理事長をはじめ組合関係者の皆様の、ますますのご健勝とご活躍を心から祈念申し上げます。

 

桑名市長 伊藤 徳宇

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